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政府も副業を後押し

税理士
大賀

ここ最近、会社勤めをしながらビジネスを行う「副業」についてのご相談が増えています。副業をスタートしたいと考える方が増えた理由としては、近年の政府の後押しが大きいと思われます。昔は、自社の秘密情報漏洩の防止や副業に力を入れすぎて疲労がたまり本業に影響してしまうといったところから「副業」を認めない企業がほとんどでした。

副業を認める企業が増えてきた背景としては、人材が集まらず困っている企業が他社との差別化ができ、「優秀な人材の確保」ができたり、従業員が副業で新たな知識がついたり、人脈が増え、そこから本業の会社に活かせるなどのプラス面が見えてきました。実際に名前の知られている大手企業だと、Google、サイボウズ、ロート製薬などでも副業を認めはじめています。政府は、副業を推進するため厚生労働省の「モデル就業規則」から副業・兼業禁止規定を年度内に削除し、「原則禁止」から「原則容認」に記載内容を変更する方針を出しました。また、今年中には、副業に関する社会保険料負担の在り方などを示したガイドラインを作成する予定となっており、今後更に副業がしやすい環境になっていくと思われます。「いきなり独立するのは、ちょっと。。。。」という方は、まずは小さく「副業」という形からスタートして、少しずつ大きくして、器ができてから退職して、事業を拡大するという方法も良いかと思います。

 

副業でクラウドファンディングを試す

副業で「世の中にない新しいビジネスモデルを試したい」と思われている方はクラウドファンディングはおすすめです。世の中にない新しいビジネスをスタートする場合に大切なことは、そのビジネスにきちんとニーズがあるかどうかです。

クラウドファンディングは、自分のビジネスモデルをクラウドファンディング上に掲載し、一般の応援してくれる出資者を探すものになります。自分のチャレンジしたいビジネスを、起業する前に確認でき受け入れられるかどうかをチェックすることができます。また、ビジネスモデルが受け入れられ、実際にクラウドファンディングから資金が調達できると、その資金を元手に事業をスタートすることができます。

また、出資してくれた方は、実際にビジネスがスタートしてからの顧客になるため、予め顧客を獲得した状態で事業(副業)をスタートすることができます。仮に資金が集まらなかった場合は事業を行わなくても問題ございません。まさに、新しいビジネスを副業でスタートするためにうってつけの仕組みです。自分の中で面白いビジネスモデルをお持ちの方は、まずはクラウドファンディングからスタートしてみるのも良いかと思います。

 

副業で事業をスタートしたお客様

実際に、副業で事業をスタートしたお客様の事例をご紹介させていただきます。

●奥様が代表になって新しいビジネスモデルを

将来は独立したいと考えていました。しかし、今勤めている会社の管理職をやっており、部下が育つあと2年間はやめられない。副業も禁止のため、元々やりたかったビジネスも進めることできていませんでした。そこで、専業主婦だった奥様に代表取締役になってもらい、ビジネスをスタートしました。まずは人を雇わないビジネスモデルだったため、奥様にビジネスを進めるにあたり進めてほしい営業活動や顧客の開拓をしていきました。その中で徐々に売り上げが経っていき、2年間こつこと頑張ってマスコミにも取り上げらるほどになってきました。

売上も夫婦二人が食べていけるまでになり、部下も育ったところで退職して、奥様から事業を引き継いで代表になってビジネスをスタートすることになりました。2年間奥様が事業を進めてくれたおかげで、しっかりした状態で引き継げました。

 

●アフィリエイトの副収入

副業がOKの会社で正社員として勤めていました。現在の職場は、収入の増加があまり期待できないため空いている時間でなにか収入を増やすことができないかを考えていました。そんな時に、会社の友人がアフィリエイトの副業をしていると聞いて、私も副業としてスタートしました。書籍を買ったり実際にやっている友人・知り合いから教えてもらい、知識をつけ徐々に売上がたつようになってきました。どのようにしたら集客できるか、売上が経つかを考えるのはとても面白いです。今では毎月15万円程の収入があり、個人事業主として確定申告をしています。

 

●ネットショップで収益を立てる

友人がメルカリなどで自分の持ち物をインターネット上で販売していると聞いて、まずは自分が持っているものをメルカリで販売するところからスタートしました。いざ、インターネット上に記載されているやり方通りやってみると、あっという間に「買いたい」という希望者がでて、売ることできました。そこで、興味を持って本や洋服などいろんなものをアップしてみたのですが、値段は高くありませんが、全てのものを買っていただくことができました。そこで、インターネットショップに興味が出て、楽天、アマゾンなどをはじめ各プラットフォームを調べ、自分で仕入れてインターネットで販売するということを行っています。

 

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