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今回は、起業の際に必要な備品・アイテムについてお話していきたいと思います。

■使う場面が多い備品・アイテム

印鑑
法人の場合、基本的に会社実印・会社銀行印・角印の3本の印鑑が必要となります。会社設立の手続きである「登記申請」においては会社実印、法人口座の開設の際には会社銀行印が必要となります。角印は、主に領収書や発注書、見積書などへの押印の際に使用します。

個人事業主が起業する場合は、事業で必要な場合のみゴム印や銀行印が必要になります。個人の場合も書面での契約書において印鑑を求められることがあります。また、事業用の不動産の契約などもあるため、個人の実印を自治体に登録し、印鑑証明書を取得できるようにしておくと便利です。

名刺・名刺入れ
ビジネスを展開する際や取引先と始めてあいさつを交わす際、詳細な自己紹介の代わりに名刺交換を行うことが多くあります。その際に、名刺を通じて名前や連絡先を伝えることができます。また、初対面の相手に名刺を渡すことで信用を高める効果があります。名刺を用意する場合は、名刺入れも必要となります。

封筒・切手
起業をする場合、申請書や書類等を郵送する場面があるため、急に必要になった際に用意しておくと対応できます。なお、社用封筒を用意する場合は角2（A4用紙が折らずに入るサイズ）と長3（A4用紙を三つ折りするとキレイに収まるサイズ）の2種類を揃えておくと便利です。また、封筒と併せて切手も用意する必要もあります。

文房具
筆記用具以外の文房具も、最低限のものを揃えておく必要があります。具体的には、ノートやメモ帳、はさみやカッター、のり等です。また、書類やもらった名刺を整理するためにもファイルやクリアホルダー、名刺ファイルがあると便利です。ビジネスで文房具を使用する可能性が高いため、用意しておいて損はないです。

■用意しておくと便利な備品・アイテム

パソコン
ビジネスをする上で、パソコンがあると効率的な仕事ができます。パソコンを用意しておくと、事務作業がスムーズにできたり、取引先とのオンライン会議ができるようになります。そのため、会議や打ち合わせのために取引先に訪問する時間を短縮することができます。

複合機
複合機一台で、FAX・コピー・スキャンの機能を利用することができます。取引先に書類をご送付する際にFAX・スキャンがあると便利です。また、コピーが必要な際にコンビニ等に行く手間を省くことができます。

固定電話
固定電話番号があることで、安心して連絡できるとして、取引先や顧客からの信用度は高まります。また、社会的信用を必要とする場面で固定電話番号が必要となる場合があります。具体的には、金融機関への融資申し込みや、法人用のクレジットカード作成などです。

今回は、起業した際に使う場面が多い備品・アイテムを紹介させていただきました。ビジネスを続けていくと、他にも必要な備品・アイテムが増えていきますが、手元資金と相談しながら少しづつ揃えていただければと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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