ミネルバ税理士法人では、クラウド会計ソフトのｆｒｅｅｅ会計、マネーフォワードクラウド会計、弥生会計オンラインの記帳代行または記帳チェックのサポートを行っています。クラウド会計ソフトを利用した経理サポートはミネルバ税理士法人にお任せください。

さて、今回はｆｒｅｅｅ会計の自動登録ルール、取引先設定についてについてご紹介させていただきます。

１．自動登録ルールについて

freeeでは、主に以下の2つの方法で自動登録ルールが機能します。

①過去の登録履歴に基づく自動提案
過去に登録した取引データに基づいて、同様の取引が発生した場合に、勘定科目を自動的に提案します。
使えば使うほど学習し、提案精度が向上します。

②自動登録ルールの設定
特定の条件（取引先、摘要、金額など）に基づいて、勘定科目を自動的に設定するルールを事前に設定できます。
定期的に発生する取引や、特定の取引先からの入出金などに有効です。

自動登録ルールは、以下の手順で設定できます。

① 取引の登録画面から設定
取引を登録する際に、「自動登録ルールとして設定」ボタンをクリックし、ルールを設定します。

② 自動登録ルールの設定画面から設定
「設定」メニューから「自動登録ルールの設定」を選択し、新規作成します。

自動登録ルールの活用例について
家賃、水道光熱費、通信費など、毎月固定で発生する費用や 特定の取引先からの売上や仕入は、自動登録ルールを設定しておくことで、勘定科目の選択ミスを防ぐことができます。
また、通帳や クレジットカードの利用明細は、摘要欄に利用店舗名などが記載されているため、自動登録ルールを設定しやすいです。

自動登録ルールの注意点について
自動登録ルールの設定が不適切だと、誤った勘定科目で登録されてしまう可能性があります。自動登録ルールは、定期的に見直し、必要に応じて修正しましょう。

２．取引先設定について

freeeで取引先を登録する方法は、以下の通りです。

①「設定」メニューから「取引先の設定」を選択
freeeの画面右上にある「設定」メニューをクリックし、「取引先の設定」を選択します。

②「＋追加」ボタンをクリック
取引先一覧画面が表示されたら、「＋追加」ボタンをクリックします。

③ 取引先情報を入力
取引先名、住所、連絡先、法人番号、適格請求書発行事業者の登録番号などの情報を入力します。

④ 「保存」ボタンをクリック
入力内容を確認し、「保存」ボタンをクリックして登録を完了します。

取引先設定の注意点について

取引先名は正式名称で登録し、住所や連絡先も正確に入力しましょう。
売上先、仕入先などの取引区分を設定することで、取引の集計や分析が容易になります。
またインボイス制度に対応するため、適格請求書発行事業者である取引先の登録番号は必ず入力しましょう。
自動登録ルールを設定することで、インボイス情報を自動で取り込めます。

ご紹介した情報は、令和7年2月時点の情報に基づいて作成しております。
実際にご利用の際は、「freeeヘルプセンター」をご確認ください。

ミネルバ税理士法人では、会社設立からサポートさせていただくお客様に対してｆｒｅｅｅ会計の半年間無料キャンペーンも行っていますので、お気軽にお問合せください。