1人会社なら「合同会社」と「株式会社」どっちがお得?設立費用・税金・融資の有利さを徹底比較 | 会社設立・株式会社設立・起業なら東京スマイル

1人会社なら「合同会社」と「株式会社」どっちがお得?設立費用・税金・融資の有利さを徹底比較

1人での起業や個人事業主からの法人成りにおいて、経営者が最初に直面する重要な意思決定が「法人形態の選定」です。

「自分1人だけの会社なら、設立費用が安い合同会社で十分だろうか?」

「しかし、将来の融資や取引拡大を考えるなら、やはり株式会社にすべきだろうか?」

こうした悩みは、1人社長にとって最も一般的かつ切実なものです。設立時のコスト差は約1.4万円ありますが、その差が将来的にどのようなベネフィットやリスクを生むのか正確に把握しておく必要があります。

本記事では、品川で34年、累計多数の起業家を支援してきた「会社設立東京スマイル(ミネルバ税理士法人)」が、1人会社ならではの視点で株式会社と合同会社を徹底比較し、後悔しない選択基準を提示します。

1. 【比較表】株式会社 vs 合同会社 一目でわかる違い一覧

まずは、1人会社を設立する上で押さえておくべき主要な違いを一覧表にまとめました。

比較項目株式会社(KK)合同会社(GK)
設立費用(実費)約20.6万円~※資本金の金額による約6万円 〜
社会的信用度一般的に高い限定的(知名度が上昇中)
役員の任期最長10年(更新が必要)無期限(更新不要)
決算公告の義務ありなし
設立までのスピード公証人役場の認証が必要になるため、時間がかかる公証人役場の認証がないため、株式会社より早い
出資者・取締役出資者と取締役を分けることができる出資した人がそのまま役員となる

2. 設立費用の違い:初期コストを抑えられるのはどっち?

1人会社において、合同会社が選ばれる最大の理由は初期コストの低さです。

合同会社は株式会社より約14万円安く設定できる

最大の差は、法務局に納める「登録免許税」と、公証役場での「定款認証」の有無にあります。詳しい内訳は「法人化の費用徹底解説」でも紹介していますが、合同会社は公証役場の手数料が不要で、登録免許税も低く抑えられています。

会社設立東京スマイルにて設立をサポートさせていただくお客様の内訳は、株式会社が7割、合同会社が3割となっております。昨今は合同会社を選択される方が増えており、主にご家族での経営や一人会社、シニア起業など、小規模な事業形態を検討されている方に選ばれる傾向にあります。

主な業種としては、飲食業、接骨院、コンサルティング業、運送業、建設業、IT業など、多岐にわたる分野のお客様からご依頼をいただいております。

専門家のサポートで株式会社のハードルも下がる

「株式会社にしたいが費用がネック」という方でも、会社設立東京スマイルでは電子定款により印紙代4万円をカットし、税務会計サポートセットプランにより株式会社設立を実質11万6,000円からサポートしています。

3. 社会的信用と採用の違い:株式会社が持つ「無形の価値」

1人会社であっても、外部との接点(取引先・銀行・求職者)においては、株式会社の形態が有利に働く場面があります。

BtoB取引における信頼性

大手企業や公的機関など一部の企業では、「株式会社」を取引の前提条件としているケースがあります。合同会社も認知度は向上していますが、組織的な安定性を重視する企業からは株式会社が好まれる傾向にあります。

将来の「採用力」への影響

一般的に、株式会社の方が認知度が高く安心感を与えやすい傾向があります

会社設立東京スマイル(ミネルバ税理士法人)で合同会社を設立されたお客様の中には、後に「社会的信用」や「新規取引先の獲得」の面で苦慮され、株式会社へと組織変更をされる方もいらっしゃいます。

組織変更を行う場合、トータルで20万円以上の費用が発生するだけでなく、移行期間を要し、さらに法人口座や各種契約の名義変更など、多大な手間と時間がかかってしまいます。

そのため、設立時には将来のビジョンを見据え、慎重に形態を選択されることをお勧めいたします。

4. 融資審査への影響:合同会社だと不利になる?

1人社長が最も懸念されるのが、資金調達(銀行融資)への影響です。

創業融資では「形態」による差はない

日本政策金融公庫や信用保証協会の創業融資において、「合同会社だから審査に落ちる」ということはありません。審査で最も重視されるのは、形態より「事業計画の実現性」と「社長個人の資質(自己資金や経験)」です。

合同会社で設立されたお客様でも訪問看護や建築業界等で1000万円の融資を獲得された方もいらっしゃいます。合同会社、株式会社どちらも融資実績は多数ございますのでどちらの組織体でも問題なく融資申請することが可能です。

5. 税金と運営ルールの違い:意外と知らない共通点

「合同会社の方が税金が安い」という説がありますが、これは誤解です。

  • ・税金は全く同じ:法人税や消費税の計算ルール、所得800万円以下の軽減税率などは両者で共通です。
  • ・役員報酬と社保も同じ:社会保険の加入義務や役員報酬の損金算入ルールにも差はありません。

一方で、運営面では合同会社にメリットがあります。

  • ・役員の任期がない:株式会社は最長10年ごとに役員の重任登記(登録免許税等のコスト)が必要ですが、合同会社には任期がないため、その手間と費用を省けます。

6. 【診断】あなたの1人会社にはどっちが最適?

最終的な法人形態の選定は、あなたのビジネスの「出口戦略」で決まります。

株式会社が適しているケース

  • [  ] 大手企業や公的機関とのBtoB取引がメインである
  • [  ] 1〜5年以内に従業員を採用し、組織を大きくしたい
  • [  ] 「代表取締役」という肩書きを営業ツールとして活用したい

合同会社が適しているケース

  • [  ] BtoC(一般消費者向け)やIT受託など、社名が売上に直結しない
  • [  ] 設立費用を最小限に抑え、その分を事業投資に回したい
  • [  ] 外部資本を入れず、自分1人で自由に経営を完結させたい

一人社長の最適形態・判定フロー

7. 会社設立東京スマイル(ミネルバ税理士法人)が選ばれる理由

私たちは単なる手続きの代行ではなく、「どちらの形態が、あなたの手残りのキャッシュを最大化できるか」という実利の視点でアドバイスを行います。

  • ・比較すれば都内でもトップクラスに会社設立が安い:コストを抑えた設立が可能です。設立手数料0円で更に株式会社は5万円引き、合同会社4万円引きで対応しています。
  • ・融資実行まで見据えた設立:形態に関わらず、日本政策金融公庫、銀行が「貸したくなる」事業計画の策定を支援。日本政策金融公庫の紹介も対応しています。
  • ・設立後の税務会計も安心:会社設立後の税務会計も安心。記帳から決算申告、節税対策までトータルでサポートします。
  • ・クラウド会計に対応:freee、Money Forwardクラウド、弥生会計などのクラウド会計にも対応でタイムリーに数字を把握することが可能です。

8. まとめ:1人会社の成功は「法人形態」よりも「その後の支援」で決まる

株式会社か、合同会社か。設立時の約14万円のコスト差は確かに無視できませんが、経営全体を見渡せば、それは「事業をどう見せたいか」という戦略的な投資の判断に過ぎません。

大切なのは、どの形態を選んだとしても、「利益を最大化し、適切な節税を行い、キャッシュを健全に残し続けること」です。

どちらの形態があなたのビジネスの未来にふさわしいか。迷われている方はぜひミネルバ税理士法人の無料相談をご活用ください。34年の実績に基づき、後悔しない法人形態の選定をサポートし、会社設立からその後の創業融資サポートまでセットでトータルサポートいたします。

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