自社の当てはまる補助金や助成金の調べ方について
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今週は、補助金や助成金の調べ方についてご紹介致します。新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な補助金や助成金が設けられ、耳にする機会が多くなったのではないでしょうか。しかし、種類が豊富だと何が自社の対象になるのか分からず、悩んでしまう方も多いかと思います。そんな方々に向けて、補助金や助成金の調べ方のご紹介をさせていただきます。
●助成金と補助金の違い
まず最初に、助成金と補助金の違いをご紹介します。
助成金は給付条件が決まっており、予算がある限り、その条件を満たしていれば支給されます。
一方、補助金は国や自治体が予め採択件数や予算、条件を組んで交付するもので、申請をしても必ず受給できるものではなく、応募数が多いほど倍率が上がります。また、補助金は基本的に、申請者が費用を立替て領収書や支払内容が確認できる書類を提出してからお金が振り込まれるので、申請した計画以外に利用できないような仕組みになっています。
●補助金や助成金の探し方
続いて、補助金や助成金の探し方を3つご紹介します。
①補助金や助成金が纏まっているサイトから調べる
「J-Net21」や「ミラサポPlus」等、補助金や助成金の情報が纏まっているサイトがいくつかあります。まずは幅広く自社の地域でどのような補助金や助成金が使えるのかなどを知りたいときに調べるのに有効です。
②国や自治体や商工会議所等のサイトから調べる
①のようなサイトもありますが、各自治体関係の情報は載っていない場合も多いです。そのため、隅々まで探す場合は、各自治体のHPに行って探すのが有効です。
また、商工会議所は管轄地域の事業者に向けて様々な経営情報を提供しているので、こちらで調べるのもお勧めです。直接電話で相談をしてもいいかもしれません。
③自動マッチングツール
現在様々な企業が、登録されている補助金や助成金の情報を網羅し、自社の条件に合わせて検索できるマッチングツールを出しています。使い方としては、各マッチングツールの登録時に会社情報を入力し、その条件に合わせて自動的に適した補助金や助成金を検索・マッチングします。手軽に自社が受給できそうな情報を受け取れる便利なツールです。
「補助金 マッチング」のように、インターネットで検索をするといくつものサイトが出てきますので、使いやすそうなサイトをご利用ください。
今週は補助金や助成金の調べ方についてご紹介をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。是非、自社が対象になる補助金や助成金を見つけて、事業に役立ててください。