こんにちは、会社設立東京Smileです。

今回は実際に弊事務所でお手伝いした案件というよりは、電話でご相談いただく中で最近特に多くなってきたと感じる内容があったのでご紹介です。それは、アイデアだけはあるのですが、まず何をしたら良いですか？というものです。

そういった方にはまずは簡単にで構わないので事業計画書とまではいかないまでも、事業をスタートするための青写真を描いて頂くようにお願いしています。すると、自然と次にやることが出てくるのです。

例えば今回、立て続けにご相談いただいた内容が、すごく極端な例になってしまいますが、やりたい事はあるけどこれまで何の経験も無いのでどうすればいいですか？といった内容です。実は事業をする上でこの経験というのは非常に重要な要素を占めます。もちろんビジネスモデルにもよりますが、創業融資を受けるにも過去の経験が必要ですし、事業をゼロから立ち上げるには知っている人の協力を仰ぐことが不可欠だからです。

ですから、必然的にお伝えすることは、以下のような内容になります。

①まずは経験を積むための時間をつくる
②一緒の事業を立ち上げに協力してくれるパートナーを探す
③すでに成功している人からノウハウを教えてもらう

実際に、どんな青写真が描けるのかがわからないと何を準備していいのかさえもわかりません。そこから、少しずつ事業の計画を形にしていきます。顧客は誰で、商品の差別化ポイントは何か、どうやって営業をかけるか、などなど決めることはたくさんあります。それと同時に向こう数年にわたる売上と経費の動きを計算にいれた数値計画を立てることで、資金がどれぐらい必要かを掴むこともできます。そうすれば、自己資金がどれぐらい必要で、融資が必要ならそのために何をすればいいのかなどが決まってきます。

自分でビジネスを始めるということは、それだけ責任が伴うことですし、もちろん覚悟が必要ですね。こうした準備を通して様々なことを見つめ直す良い機会です。